カテゴリー: 未分類

白内障と同時に老眼も治療できるレンズが登場

白内障と同時に老眼も治療できるレンズが登場

日本では、単焦点レンズによる白内障手術がまだまだ主流ですが、最近では近方と遠方の複数の距離に焦点が合う多焦点レンズが注目されはじめています。多焦点レンズは、白内障と同時に老眼を治療できる効果があり、すでにアメリカでは白内障手術を受ける20%以上の方が多焦点レンズを選択していると言われています。日本国内の普及状況は地方格差もあり、お住まいの地域によっては多焦点レンズの存在すら知らない方も大勢白内障と老眼を同時に治療できる多焦点レンズは、老眼鏡に頼らずに裸眼での生活を実現できる画期的なレンズとして注目を集めつつあり、白内障手術の新しい選択肢として期待されています。また、近方と遠方に焦点が合うように設計されている新しいタイプのレンズです。

白内障手術は単焦点レンズが主流

白内障手術は単焦点レンズが主流

白内障の手術は、濁った水晶体を取り除いて、人工の眼内レンズと挿入することで、霞んだ視界をクリアに改善することができます。白内障手術を検討する年齢は、老眼に苦労している年齢でもあり、どうせなら同時に治療できることに越したことはありませんが、日本国内で白内障に使用される眼内レンズは、1つの距離にしか焦点が合わない単焦点レンズが主流です。単焦点レンズによる白内障手術では、一般的に遠くにピントを合わせるため、手元は老眼鏡に頼るしかありません。せっかく手術を受けても老眼鏡が手放せないのでは、生活の不便さまでは解消されません。できることなら白内障と老眼を一緒に治療できたらと考える人も少なくないでしょう。

老眼とは

老眼とは

老眼は、遅かれ早かれ誰もが経験する代表的な目の老化現象です。一般的には、40歳を過ぎると自覚してくると言われていますが、パソコンの使用頻度が増加したことや、携帯電話の普及やゲームの流行などが原因で、その年齢は低下傾向にあります。

カメラに例えるとレンズの役割を担っている水晶体は、遠くを見る時は薄くなり、近くを見る時は厚くなり、その厚さを変化させることでピントを合わせています。かつては、水晶体の厚さを変える働きをしている筋肉(毛様体筋)の衰えが老眼の原因であると言われていましたが、実は老眼は水晶体が固くなることが原因で起こります。若い頃は弾力性があった水晶体が、加齢とともに弾力性を失ってピント調節機能が低下することが、老眼の原因です。

白内障とは

白内障とは

白内障は、水晶体が白く濁ることで視力が低下する目の病気です。白内障の原因としては、加齢が原因の加齢性白内障(老人性白内障)が大半を占めており、早い人では40代から発症し、80歳以上ではほとんどの人が白内障になっていると言われています。

加齢性白内障は、水晶体の周りから濁りが進行するため、白内障の初期では目だった自覚症状はありませが、白内障が進行するにつれて水晶体の濁りが中心部に及んでくると視力に影響がでてきます。主な症状としては、目のかすみ、ぼやけて見える、物が二重に見える、光がまぶしく感じる、薄暗く感じる、近視の進行といった症状が現れます。一度濁ってしまった水晶体を透明に戻す薬はありませんので、根本的な治療法は手術しかありません。